こんにちは、しょーペーです。
私は2021年4月に副業でせどりを始め、その後に独立しました。
これから始める人が気になるのは、「せどりで月収はいくらになるのか」だと思います。
先に結論をいうと、誰でも同じ月収になるわけではありません。
扱う商品、利益率、平均利益、販売回転、使える資金と時間で変わります。
月利10万円を目指すなら、平均利益2,000円の商品を50個売るのか、平均利益5,000円の商品を20個売るのかで、必要な仕入れ・検品・発送量が変わります。
この記事では、月収・月利・売上の違いを整理し、月5万円、10万円、30万円のシミュレーションを具体的に示します。
せどりの月収・月利・売上は違う
「月収100万円」という表現を見たときは、何を指しているか確認してください。
| 数字 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 売上 | 商品が売れた金額の合計 | 仕入れ値や手数料を引く前 |
| 商品利益 | 売上から仕入れ値・販売手数料・送料等を引いた金額 | 交通費やツール代等を含める範囲を決める |
| 月利 | 1か月の商品利益等を合計した数字 | 発信者によって定義が違う |
| 手残り | 月利から交通費・外注費・ツール代等を引いた金額 | 税金や社会保険料は別に考える |
| 現金残高 | 実際に手元・口座にある現金 | 在庫購入と入金時期で利益と一致しない |
目標月利を販売個数から逆算する
以下は単純化した試算です。毎月同じ利益で売れる保証ではありません。
| 平均利益 | 月利5万円 | 月利10万円 | 月利30万円 |
|---|---|---|---|
| 1,500円 | 約34個 | 約67個 | 200個 |
| 3,000円 | 約17個 | 約34個 | 100個 |
| 5,000円 | 10個 | 20個 | 60個 |
| 10,000円 | 5個 | 10個 | 30個 |
平均利益が低いと、必要販売個数が増えます。
利益額を上げると個数は減りますが、高額商品は仕入れ資金と返品時の損失も大きくなります。
目標月利を売上から逆算する
商品利益率を15%、20%、25%とした場合の単純試算です。
| 商品利益率 | 月利5万円 | 月利10万円 | 月利30万円 |
|---|---|---|---|
| 15% | 約33.3万円 | 約66.7万円 | 200万円 |
| 20% | 25万円 | 50万円 | 150万円 |
| 25% | 20万円 | 40万円 | 120万円 |
これは商品利益を得るための売上試算です。
月額ツール、交通費、倉庫、外注等を引いた手残りで10万円を目指すなら、その固定費・変動費も目標月利へ上乗せします。
副業で月利5万円を目指す例
月利5万円は、仕入れから販売までの作業を覚えたあと、最初の具体的な目標にしやすい数字です。
月17個なら、週4~5個の販売です。
ただし、17個仕入れれば17個売れるとは限りません。
販売まで30日を超える商品や返品もあるため、仕入れ個数、現在庫、販売個数を別々に記録します。
月利5万円で優先すること
- 一カテゴリの相場と検品を覚える
- 平均利益と販売日数を記録する
- 在庫を増やす前に売り切る経験を積む
- 本業と睡眠を削らない作業日程を作る
副業で月利10万円を目指す例
月利10万円では、単発の利益商品だけではなく、毎月の販売個数を安定させる必要があります。
例:平均利益3,000円×月34個=約10.2万円
どちらがよいかは、使える資金、商品サイズ、検品時間、得意ジャンルで変わります。
月利10万円で確認すること
- 仕入れ店舗や仕入れ方法が一つに偏っていないか
- 在庫日数が長くなっていないか
- 返品率と値下げ損失が増えていないか
- 梱包・発送が作業時間を圧迫していないか
- 入金前にカード支払日が来ないか
利益が増えていても、在庫購入の方が多ければ現金は減ります。
月利と一緒に、在庫金額と現金残高を確認してください。
月利30万円以上を目指す場合
月利30万円以上では、仕入れ判断だけでなく、作業量と資金繰りの管理が重要になります。
例:平均利益10,000円×月30個=30万円
販売量を増やす場合は、次のどこが詰まっているかを確認します。
- 仕入れ量
- 検品
- 撮影・出品
- 保管場所
- 梱包・発送
- 返品対応
- 帳簿と資金管理
ボトルネックが検品なのに仕入れだけ増やすと、未出品在庫が増えます。
外注やFBA等を使う場合も、作業時間が減る代わりに費用が増えます。時間削減額と追加費用を比較してください。
せどりの月利を左右する6つの要素
1.一商品あたりの平均利益
平均利益が上がれば必要販売個数は減ります。
ただし、高額商品への偏りは、一回の返品損失も大きくします。
2.利益率
利益率が低い商品は、値下げ、返品、送料差で赤字になりやすくなります。
利益率だけではなく、利益額と回転を一緒に見ます。
3.販売回転
同じ利益でも、15日で売れる商品と180日かかる商品では、資金の戻る速さが違います。
4.使える仕入れ資金
目標月利が高くても、仕入れ資金が戻る前に次の商品を買えなければ販売量を増やせません。
5.使える時間
副業では、時間が一番の制約になる場合があります。
仕入れ時間だけではなく、移動、検品、出品、発送、記帳を含めて確認します。
6.返品・値下げ・不良在庫
見込み利益だけで目標を立てると、返品と値下げを見落とします。
実際の販売結果から、返品損失と値下げ幅を月の計画へ入れます。
必要な仕入れ資金を考える方法
必要資金は、目標月利だけでは決まりません。
平均仕入れ値、平均利益、販売日数、入金周期によって変わります。
例えば、平均仕入れ値5,000円の商品を月30個仕入れるなら、単純な仕入れ支出は15万円です。
ただし、前月以前の商品が売れて資金が戻るため、必要な手元資金は販売回転と入金周期によって変わります。
クレジットカードの支払日までに売れることを前提に、限界まで仕入れないでください。
月利を伸ばす前に記録する数字
| 記録項目 | 確認できること |
|---|---|
| 仕入れ日・出品日・販売日 | 販売までの日数、未出品期間 |
| 仕入れ値・販売額 | 商品ごとの価格差 |
| 販売手数料・送料 | 商品利益と利益率 |
| 返品・値下げ | 見込み利益との差 |
| 作業時間 | 時間あたりの利益 |
| 在庫金額 | 商品に止まっている資金 |
| 現金残高・入金予定 | 支払いと次の仕入れ余力 |
売上だけを記録すると、「売れているのに現金がない」原因が分かりません。
商品別と月別の両方で記録してください。
月利を増やす順番
- 赤字商品を減らす
- 未出品期間を短くする
- 売れない在庫を値下げ・販路変更する
- 利益が出た仕入れ判断を繰り返す
- 梱包・発送等の作業を標準化する
- 資金と時間に余裕がある範囲で仕入れ量を増やす
いきなり仕入れ量を倍にすると、ミスも在庫も倍になります。
まず今の仕入れから、赤字、返品、未出品、長期在庫を減らしてください。
せどりの月収・月利に関するよくある質問
初心者は初月からいくら稼げますか?
一律には答えられません。初月は利益目標より、少数の商品で仕入れ・検品・販売・入金まで一周することを優先してください。
月利10万円には何か月かかりますか?
資金、時間、商品、経験によって変わります。期間を保証することはできません。
月ごとの平均利益、販売個数、販売日数を記録し、自分の伸び方から計画を修正してください。
売上100万円なら月利はいくらですか?
商品利益率20%なら単純試算で20万円ですが、実際には商品構成、販売手数料、送料、返品、交通費、外注費等で変わります。
月利と確定申告の所得は同じですか?
必ずしも同じではありません。税務上の売上原価は棚卸を含めて計算し、必要経費の扱いも確認が必要です。
月収・月利の作り方を動画で確認する
目標月利は、平均利益と販売個数へ分けて考えます。
動画内の売上や月利は、その時点の結果です。自分の資金、作業時間、在庫回転に置き換えてください。
まとめ|目標月利を平均利益と販売個数に分ける
せどりの月利は、次の式から考えます。
月利10万円という大きな数字のまま考えず、平均利益5,000円の商品を20個売る、という行動単位へ分けます。
そのうえで、利益率、販売回転、仕入れ資金、作業時間、返品を確認してください。
これから始める方は、中古せどりの始め方完全ガイドから順番に進めてください。