働き方改革の一環として、政府は2018年1月から「モデル就業規則」の改訂を行い、
副業を解禁しました。
その流れに合わせて、「日産自動車」「ゆうちょ銀行」「花王」「ソフトバンク」
など、あらゆる業種の大手企業でも副業が解禁されています。
とはいえ、「今やっている副業が会社にバレたらどうしよう」
「会社にバレるのが怖くて、本当はやりたいのに副業を始められない」
など悩んでる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、
「副業でせどりを行っていることがバレる原因って何?」
「せどりで副業していることがバレないようにする対策を知りたい!」
などの疑問について、解説していきます。
特に会社バレが心配で
「本当はやりたいのに始められていない」方にとって、
一歩進むことができる力になれたら嬉しいです。
副業せどりがばれる3つの原因
まず最初に、副業を行っていることがバレてしまう3つの主な原因を紹介していきます。
既にせどりを行われている方は、
当てはまっている項目がないか確認しながら読み進めましょう。
ショップ名の名前・住所からばれる
副業でせどりを行う場合、販路として使うことが多いのが
Amazonなどのプラットフォームだと思います。
例えばAmazonに出店する際は、ストアページにあなたの
「名前」「住所」「電話番号」を記載する必要があります。
そこから副業がバレてしまう可能性があります。
しかしあなたに対して相当な興味や関心がない限り、
個人名や住所で検索をかける人はいないのではないでしょうか。
とは言え、例えば偶然あなたのショップで
会社の人が商品購入する可能性も0%ではないことを認識しておくべきです。
住民税の徴収からばれる
「会社バレあるある」なのが、住民税の徴収です。
ちなみに、これはあなたが確定申告を行っていることが前提になります。
そもそも確定申告を行っていなければ、この原因は考えられませんが…
条件(せどりで得た年間の所得が20万円を越えた場合)
を満たしていれば納税を行うのは国民の義務なので、
行っていることを仮定して話を進めさせてください。
住民税は、決められた方法で算出された「所得」に税率を掛けて計算されます。
そしてこの所得には、「会社で得た給与」に
「副業としてせどりで得た収入」も足して計算されるのです。
そして、「住民税は給与から控除して会社から支払ってもらっている」方が
ほとんどなのではないでしょうか。
ここがポイントです!
もしあなたのせどり収入も含めて計算された住民税を、
会社が給与から控除してあなたの代わりに支払ってくれたとします。
会社の経理担当は「給与だけ」があなたの収入だと思っているので、
その割には住民税の支払額が多いと
「なぜだ?もしや副業をしているのか?」と勘付かれてしまうのです。
自分で言う・同僚等からの情報でばれる
何かの拍子に自分で副業を行っていることを話してしまう…ということもあります。
こればかりは気をつけるしかありませんので、十分に注意しましょう。
特に飲みの席など、つい気を許してしまう機会が危険です。
そしてもう1つ要注意なのが、会社の同僚や取引先などに話をしてしまうことです。
「絶対に誰にも言わない」は絶対にあてになりません。
特にあなたが稼いでいることを知ったら、
それを妬んで誰かに話をしてしまうことも可能性はゼロではないでしょう。
失敗という逆のケースもまた然りです。
せどりでの副業が軌道に乗るとつい誰かに話したくなってしまうでしょうが、
仕事で関わる人たちには話をしないのが無難です。
できれば仕事には全く関係のない、
友達くらいに留めておくのがいいのでは…
それでも儲かっていることを知ったら、「何か奢って」と言われる可能性が高いかもしれませんが。
上記で紹介した3つ以外に、
「マイナンバー」「開業届」からバレてしまうのではないかと
心配されている方がいるかもしれません。
でも 安心して下さい。公共機関が
マイナンバーを元にした個人情報を
第三者(=勤務先)に開示することはありません。
また税務署から「〇〇さんが開業しましたよ」と
会社に報告することもないでしょう。
副業せどりがばれる3つの対策
副業でせどりを行っていることがバレてしまう、主な原因3つを紹介しました。
この章では原因に対して、バレを防ぐ効果的な方法をお伝えします。
対策を行うことで、余計な心配をすることなく
せどりに集中できる環境を一気に作ってしまいましょう。
ショップ名・住所対策
会社の人が偶然あなたのショップで購入してしまったり、
名前などで検索されてしまう可能性から身を守る対策方法はあります。
- 名前対策
漢字ではなく、アルファベットで記載しておく。
- 住所
お金はかかってしまいますが、
バーチャルオフィスと契約をすることによって
全く違う住所でショップを出すことが可能になります。
- 電話番号
現在は新しくスマホを契約しなくても、アプリで電話番号を取得することができます。
しかも東京であれば03ナンバーなど、
スマホなのに固定電話の番号を持つことも可能です。
購入者の立場からすると、携帯番号よりは固定番号のほうが
「しっかりしている」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
上記対策を行うことで、名前や住所からバレてしまう可能性を
限りなくゼロに近づけることができます。
住民税を普通徴収する
確定申告を行っているのであれば、
せどりで得た分の住民税の支払いは、ご自身で行うようにしましょう。
ちなみに、これを「普通徴収」と言います。
今まで会社が行ってくれていたことを自分で行う必要が出てくるので、
確かに手間はかかってしまいます。
しかし住民税が原因で会社にバレてしまう可能性はなくなるので、
面倒くさがらずに行ってください。
方法は各市区町村の税務課に問い合わせましょう。
ネット上でも方法は載っていますが
リアルタイムで1次情報を撮るのが1番です。
せどり仲間にしか話さない
せどりを行って儲かって嬉しかった話、
失敗してしまった話など、誰かにどうしても話したくなってしまうことはあるでしょう。
そんな時は、せどりについて理解力のある仲間に話すことをオススメします。
あなたが話をすることで相手も話してくれるようになるでしょうし、
せどりについて気兼ねなく相談できる強い味方になってくれるはずです。
副業せどりがばれる3つの原因と対策まとめ
今回の記事では、副業でせどりを行っていることがバレてしまう3つの主な要因、
そしてバレを防ぐ対策方法についてお伝えしてきました。
- 名前・住所・電話番号
「名前のアルファベット記載」「バーチャルオフィスの活用」
「アプリで電話番号の取得」によって対策可能。
- 住民税支払い
せどりで得た収入分の支払いは自分でおこなう(普通徴収)
- 話す相手選び
仕事に関わる人たちに話すことは一切やめ、せどり仲間だけに話すようにする。
上記対策をしっかり取ることによって、
あなたが副業でせどりを行っていることが
周囲にバレれてしまうことはなくなるでしょう。
余計なことを心配しすぎて行動に移せなくなるのは勿体なさすぎます。
今回の記事を参考にしていただき、
稼ぐことに力をフォーカスしていけるように準備していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!